“慇(ねもごろ)” の例文
熱劇しくて譫語(うはこと)のみ言ひしを、エリスが慇(ねもごろ)にみとる程に、或日相澤は尋ね來て、余がかれに隱したる顛末を審(つば)らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕ひ置きしなり。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
熱劇しくて譫語(うはこと)のみ言ひしを、エリスが慇(ねもごろ)にみとる程に、或日相沢は尋ね来て、余がかれに隠したる顛末(てんまつ)を審(つば)らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕(つくろ)ひ置きしなり。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)