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讒口
ふりがな文庫
“讒口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざんこう
80.0%
なかぐち
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんこう
(逆引き)
義貞と自分との、年来にわたる
確執
(
かくしつ
)
を述べ、つまるところ、このようなはめになったのも、ひとえに
佞臣
(
ねいしん
)
の
讒口
(
ざんこう
)
によるもので、その張本は義貞であるとし
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
入道殿ほどの
御仁
(
ごじん
)
がそのような
讒口
(
ざんこう
)
を
真
(
ま
)
に受けらるる筈はなし、
且
(
かつ
)
は日頃から疑いの眼を向けている玉藻の訴えじゃで、まずよいほどに会釈して追い返されたそうなが
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
讒口(ざんこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
なかぐち
(逆引き)
讒口
(
なかぐち
)
は決して利かない、と早瀬は自分も言ったが、またこの門生の口一ツで、見事、
纏
(
まとま
)
る縁も破ることは出来たのだったに。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
馬鹿を云え、縁談の
前
(
さき
)
へ立って、
讒口
(
なかぐち
)
なんぞ利こうものなら、
己
(
おれ
)
の方が勘当だ、そんな先生でないのだから、と一言にして
刎
(
は
)
ねられた、柳橋の策
不被用焉
(
もちいられず
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
讒口(なかぐち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“讒口”の意味
《名詞》
讒言、中傷。
(出典:Wiktionary)
讒
漢検1級
部首:⾔
24画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“讒”で始まる語句
讒言
讒訴
讒
讒者
讒謗
讒誣
讒毒
讒臣
讒奏
讒構
“讒口”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂