トップ
>
讒口
>
ざんこう
ふりがな文庫
“
讒口
(
ざんこう
)” の例文
義貞と自分との、年来にわたる
確執
(
かくしつ
)
を述べ、つまるところ、このようなはめになったのも、ひとえに
佞臣
(
ねいしん
)
の
讒口
(
ざんこう
)
によるもので、その張本は義貞であるとし
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
入道殿ほどの
御仁
(
ごじん
)
がそのような
讒口
(
ざんこう
)
を
真
(
ま
)
に受けらるる筈はなし、
且
(
かつ
)
は日頃から疑いの眼を向けている玉藻の訴えじゃで、まずよいほどに会釈して追い返されたそうなが
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
聖人
(
しやうにん
)
御名を
善信
(
ぜんしん
)
と申て三十五歳の時
讒口
(
ざんこう
)
に
係
(
かゝ
)
りて越後に
謫
(
なが
)
さる、時に
承元
(
しようげん
)
元年二月なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
御若冠の時とは申ながら、
賢者
(
けんしや
)
の
聞
(
きこ
)
えある重臣の 菅公を時平
大臣
(
おとゞ
)
が一時の
讒口
(
ざんこう
)
を信じ玉ひて其実否をも
糺
(
たゞ
)
し玉はず、
卒尓
(
そつじ
)
に菅公を
左遷
(
させん
)
ありしは 御一代の
失徳
(
しつとく
)
とやいふべき。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聖人
(
しやうにん
)
御名を
善信
(
ぜんしん
)
と申て三十五歳の時
讒口
(
ざんこう
)
に
係
(
かゝ
)
りて越後に
謫
(
なが
)
さる、時に
承元
(
しようげん
)
元年二月なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
御若冠の時とは申ながら、
賢者
(
けんしや
)
の
聞
(
きこ
)
えある重臣の 菅公を時平
大臣
(
おとゞ
)
が一時の
讒口
(
ざんこう
)
を信じ玉ひて其実否をも
糺
(
たゞ
)
し玉はず、
卒尓
(
そつじ
)
に菅公を
左遷
(
させん
)
ありしは 御一代の
失徳
(
しつとく
)
とやいふべき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“讒口”の意味
《名詞》
讒言、中傷。
(出典:Wiktionary)
讒
漢検1級
部首:⾔
24画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“讒”で始まる語句
讒言
讒訴
讒
讒者
讒謗
讒誣
讒毒
讒臣
讒奏
讒構