“誹謗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひぼう88.5%
ひばう7.7%
けな1.3%
そしり1.3%
へこな1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“誹謗”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語28.8%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集14.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
などと、誹謗ひぼうするともつかず、めるともつかず、その顔色にも何か出すまいとするものを抑えていうのが常であった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はそうした誹謗ひぼうに対して主人を弁護したばかりか、主人のために喧嘩口論までして、多くの人の意見をくつがえした。
按ずるに「言海」の著者大槻文彦おほつきふみひこ先生は少くとも鳥獣魚貝ぎよばいに対する誹謗ひばうの性を具へた老学者である。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
かくして人は、其処にゐる凡ての人々に対して大なる誹謗ひばうの声を挙げる事を敢てしないと共に、又多くの人々の期待を欺く事も敢てしない。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
新吉に頭から誹謗けなされると、お作の心はドマドマして、何が何だかさっぱり解らなくなって来る。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
私たちのように汚れた、疲れた、羞かしい青年はむなしく思いを惹かせられたばかりで、そこに嫉妬が起る、そこに誹謗そしりが起る、私は世の罪を思うた。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
お作を毒づいたことや、誹謗へこなしたことなどを考えて、いたましいようにも思った。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)