“傲慢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうまん88.2%
がうまん10.1%
たかぶり1.1%
プライド0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうも傲慢ごうまんらしい! 見るからに険のあるまなざし、傲然ごうぜんとした態度、何か尋ねたら、お直参であるのを唯一の武器にふりかざして
わるへば傲慢がうまんな、下手へたいた、奧州あうしうめぐりの水戸みと黄門くわうもんつた、はなたかい、ひげしろい、や七十ばかりの老人らうじんでした。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
我等こゝにかゝる傲慢たかぶり負債おひめを償ふ、もし罪を犯すをうるときわれ神に歸らざりせば、今もこの處にあらざるならむ 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ダンテは自分の罪は傲慢プライド羨望エンヸイとに在ると云つたと聞く。余の罪も亦傲慢プライド羨望エンヸイとにあるらしい。力に於てダンテに似ずして罪に於いてダンテに似るは余の悲哀である。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)