“傲慢不遜”の読み方と例文
読み方割合
ごうまんふそん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(第三)まもなく内匠頭の親友である戸沢下総守しもうさのかみと小笠原長門守ながとのかみが浅野邸へやってきて、上野介は傲慢不遜ごうまんふそんな男であるから
本所松坂町 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
人が来ようが来まいが、こうなった上は一匹残らずこの傲慢不遜ごうまんふそんな猿どもを退治てやらなければ、虫がおさまらないと思っているのであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その時、傲慢不遜ごうまんふそんの大月玄蕃は、片手に木剣を引ッさげたまま、鳴りを鎮めた福知山方の桟敷に向って真ッ赤な大口を開け、矢来の果てまで届く大音声で
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)