“傲岸”の読み方と例文
読み方割合
ごうがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そのご不審は、座主にお目にかかってお話する。座主がお会いできなければ、それに代わるお方でもよろしい」傲岸ごうがんな態度である。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、かの傲岸ごうがんなるスターベア大総督は、少数の幕僚と共にかろうじて一台の飛行機を手に入れ、一路本国さして遁走中とんそうちゅうだとのことである。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼の性質は傲岸ごうがんで、みずから直情径行を誇り、いかなるばあいにも、自分で「よし」と信ずることをげたためしはなかった。