“ごうがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傲岸94.8%
倣岸3.4%
傲頑1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、かの傲岸ごうがんなるスターベア大総督は、少数の幕僚と共にかろうじて一台の飛行機を手に入れ、一路本国さして遁走中とんそうちゅうだとのことである。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それらの倣岸ごうがん冷静な人々は、彼が想像していたフランス人とは非常に違っていた。彼は汽車の揺れるたびによろめきながら、ついにがっかりしてかばんの上に腰をおろした。
この小さいセラックスのような間を抜け出て、ようやく奥壁の岩場の最下端に達する事の出来たのは八時半頃であった。これから上は見上みあげるかぎり傲頑ごうがんな岩壁である。
一ノ倉沢正面の登攀 (新字新仮名) / 小川登喜男(著)