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倣岸
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ごうがん
ふりがな文庫
“
倣岸
(
ごうがん
)” の例文
とさすが
倣岸
(
ごうがん
)
のドノバンも、富士男の勇気と
思慮
(
しりょ
)
と大きな愛の前に頭をたれた。かれはかたく富士男の手をにぎった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
それらの
倣岸
(
ごうがん
)
冷静な人々は、彼が想像していたフランス人とは非常に違っていた。彼は汽車の揺れるたびによろめきながら、ついにがっかりしてかばんの上に腰をおろした。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
輪
(
わ
)
投げの事件があってから、ドノバンの富士男に対する
態度
(
たいど
)
は目だって変わってきた。富士男は日本人の
気性
(
きしょう
)
としてあっさりと水に流したのだったが、
倣岸
(
ごうがん
)
のドノバンは、心をひらこうとはしない。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
倣
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“倣”で始まる語句
倣
倣模
倣造
倣尊澄法親王筆