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傲慢不遜
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ごうまんふそん
ふりがな文庫
“
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)” の例文
(第三)まもなく内匠頭の親友である戸沢
下総守
(
しもうさのかみ
)
と小笠原
長門守
(
ながとのかみ
)
が浅野邸へやってきて、上野介は
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
な男であるから
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
人が来ようが来まいが、こうなった上は一匹残らずこの
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
な猿どもを退治てやらなければ、虫がおさまらないと思っているのであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その時、
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
の大月玄蕃は、片手に木剣を引ッさげたまま、鳴りを鎮めた福知山方の桟敷に向って真ッ赤な大口を開け、矢来の果てまで届く大音声で
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれは先年団十郎が大阪梅田の劇場に乗込んだときに、先輩の団十郎に対してすこぶる
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
の態度があったのみか、舞台の上で団十郎と顔をあわせることを拒んだ。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
禰衡
(
ねいこう
)
は、にんやりと唇を大きくむすんで、
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
な鼻の穴を、すこし仰向けながら、鼻腔で息をした後
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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それでなくても平常から汝はこの張飛から見ると、
傲慢不遜
(
ごうまんふそん
)
で気にくわぬところだ。覚悟をしちまえ
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
傲
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
慢
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
遜
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“傲慢”で始まる語句
傲慢
傲慢無礼
傲慢心
傲慢者
傲慢偏僻