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擬装
ふりがな文庫
“擬装”の読み方と例文
読み方
割合
ぎそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎそう
(逆引き)
新クレムリン宮殿は、
突兀
(
とつこつ
)
たる氷山の如く
擬装
(
ぎそう
)
されてあった。中ではペチカがしきりに燃えていて、どの
室
(
へや
)
も、頭の痛くなるほど
饐
(
す
)
えくさかった。
地軸作戦:――金博士シリーズ・9――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
満山に湧く
蝉
(
せみ
)
の声も衰えた。薄明の中、私達は部隊に着いた。道から急角度にそそり立つ崖に、大きな
洞窟
(
どうくつ
)
を七つ八つも連ね、枯れた樹などで下手な
擬装
(
ぎそう
)
をしている。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
しかしお前も、こんどというこんどは
余程
(
よほど
)
懲
(
こ
)
りたと見え、屋上から、蜘蛛に見まがうような
擬装
(
ぎそう
)
のマイクと高声器をつり下げて、わしに話しかけるなんて、中々機械化してきたじゃないか、はははは
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
擬装(ぎそう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“擬装”の意味
《名詞》
相手の目を欺くため、周囲の形や色に似せること。
(出典:Wiktionary)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
“擬装”の類義語
偽装
“擬装”で始まる語句
擬装爆弾
検索の候補
擬装爆弾
“擬装”のふりがなが多い著者
梅崎春生
海野十三