“贋造物”の読み方と例文
読み方割合
にせもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たった今見せられたおびただしい宝石も、私の眼を欺くに足るほどの、巧妙を極めた贋造物にせものではなかったかしらん。……なぞとも考えてみましたが、いくら考え直しても、今の宝石はそんな贋造物にせものではない。
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)