トップ
>
贋物
>
まがいもの
ふりがな文庫
“
贋物
(
まがいもの
)” の例文
誰が開けたか、路地へ抜ける木戸はバタバタになって、そこには夜目にもほの白く、
贋物
(
まがいもの
)
ながら、
瑇瑁
(
たいまい
)
の
簪
(
かんざし
)
が一本落ちております。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
できるならばこういう
贋物
(
まがいもの
)
の黒頭巾を片っぱしからたたききって、少なくとも本物の剣法の見せしめにしてやりたいと腹を立つこともあるのです。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
誰が開けたか、路地へ抜ける木戸はバタバタになって、そこには夜目にもほの白く、
贋物
(
まがいもの
)
ながら、
瑇瑁
(
たいまい
)
の
簪
(
かんざし
)
が一本落ちております。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お島はそう言いながら、後ろへ手を伸すと、針箱の中から
贋物
(
まがいもの
)
ながら
蜀紅
(
しょっこう
)
の錦で作った、守り袋を取出して、平次の前へ押しやりました。
銭形平次捕物控:036 八人芸の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“贋物”の意味
《名詞》
にせもの。紛い物。
(出典:Wiktionary)
贋
漢検準1級
部首:⾙
19画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“贋物”で始まる語句
贋物堂
贋物様
贋物的