トップ
>
欝勃
ふりがな文庫
“欝勃”の読み方と例文
読み方
割合
うつぼつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつぼつ
(逆引き)
『浮雲』著作当時の二葉亭は
覇気
(
はき
)
欝勃
(
うつぼつ
)
として、
僅
(
わずか
)
に春廼舎を友とする外は眼中人なく、文学を以てしては殆んど天下無敵の概があった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
その
欝勃
(
うつぼつ
)
たる客気はなにものかにふれると爆発する、しかも今や涙をもって慈父のごとく敬愛する校長とわかれんとするのである。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
劇烈
欝勃
(
うつぼつ
)
の行為を描き、其主人公は
概
(
おほむ
)
ね薄志弱行なりし故に、メルクは彼を
誡
(
いまし
)
めて
曰
(
いは
)
く、
此
(
かく
)
の如き精気なく誠心なき
汚穢
(
をわい
)
なる愚物は将来決ツして写す
勿
(
なか
)
れ
舞姫
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
欝勃(うつぼつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
欝
部首:⽊
25画
勃
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
“欝”で始まる語句
欝
欝陶
欝蒼
欝々
欝金
欝憤
欝積
欝然
欝屈
欝葱
“欝勃”のふりがなが多い著者
石橋忍月
佐藤紅緑
内田魯庵
北村透谷
島崎藤村
国枝史郎
吉川英治