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『愛のごとく』
ふりがな文庫
『
愛のごとく
(
あいのごとく
)
』
私はいつも自分にだけ関心をもって生きてきたのだ。自分にとって、その他に確実なものがなにもなかったので、それを自分なりの正義だと思っていた。私はいつも自分を規定し、説明し、自分の不可解さを追いかけ、自分をあざけり軽蔑してくすくす笑いながら、で …
著者
山川方夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」新潮社、1964(昭和39)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間4分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
捩
(
よじ
)
訊
(
たず
)
機因
(
チャンス
)
脣
(
くちびる
)
瓢箪
(
ひょうたん
)
眩
(
まぶ
)
睨
(
にら
)
睫
(
まつげ
)
縺
(
もつ
)
罵言
(
ばげん
)
羨望
(
せんぼう
)
火傷
(
やけど
)
貝釦
(
かいボタン
)
貪婪
(
どんらん
)
踝
(
くるぶし
)
颱風
(
たいふう
)
黒子
(
ほくろ
)
炸裂
(
さくれつ
)
伝播
(
でんぱ
)
淹
(
い
)
沮喪
(
そそう
)
殺戮
(
さつりく
)
欺瞞
(
ぎまん
)
欝屈
(
うっくつ
)
捺印
(
なついん
)
括
(
くく
)
填
(
う
)
嚥
(
の
)
嗜虐
(
しぎゃく
)
咀嚼
(
そしゃく
)
呻吟
(
しんぎん
)