“欺瞞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎまん91.5%
だま5.6%
いかさま1.4%
まやかし1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欺瞞ぎまんと強欲と狡猾こうかつのために、いつも抑えつけられ、踏みにじられている、無知や愚鈍のかなしさは、飽きるほど見もし聞きもしている。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
先生方を信じて、尊敬して、慕ったり、便たよすがったりしているうちに、その先生方に欺瞞だまされたり、キチガイにされたりしているじゃないですか。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
今でも猶だ其根性が失せないから大きな詐偽や賭博ばくち欺瞞いかさまをやつて実業家だと仰しやいますヮ……
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)