“ぎまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欺瞞70.7%
偽瞞27.2%
偽懣1.1%
魏万1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがに、これには彼もぎょっとしたが、いかにも柔い嫋々なよなよしい彼の体は、充分に心の乱れた女房の眼を欺瞞ぎまんすることに成功した。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
盗まれた二品ふたしなというのも、ひょっとしたら彼女の偽瞞ぎまんであるかも知れない。小さな二品を人知れず処分するのはさして面倒なことではない。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
軍部の偽懣ぎまんとカラクリにあやつられた人形の姿であったとしても、死と必死に戦い、国にいのちをささげた苦悩と完結はなんで人形であるものか。
特攻隊に捧ぐ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
天宝てんほう十三年広陵に遊び、王屋山人魏万ぎまんと遇い、舟を浮かべて秦淮しんわいへ入ったり、金陵の方へ行ったりした。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)