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『特攻隊に捧ぐ』
ふりがな文庫
『
特攻隊に捧ぐ
(
とっこうたいにささぐ
)
』
数百万の血をささげたこの戦争に、我々の心を真に高めてくれるような本当の美談が少いということは、なんとしても切ないことだ。それは一に軍部の指導方針が、その根本に於て、たとえば「お母さん」と叫んで死ぬ兵隊に、是が非でも「天皇陛下万歳」と叫ばせよ …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「坂口安吾全集 16」筑摩書房、2000(平成12)年4月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
馳
(
か
)
遥
(
はるか
)
発疹
(
はっしん
)
成就
(
じょうじゅ
)
所詮
(
しょせん
)
拘
(
かかわ
)
挺身
(
ていしん
)
於
(
おい
)
智能
(
ちのう
)
根柢
(
こんてい
)
然
(
しか
)
懊悩
(
おうのう
)
筈
(
はず
)
苦悶
(
くもん
)
見出
(
みいだ
)
馬鹿
(
ばか
)
駈
(
か
)
云
(
い
)
愚弄
(
ぐろう
)
惑溺
(
わくでき
)
怖
(
おそ
)
専
(
もっぱ
)
奇蹟
(
きせき
)
唄
(
うた
)
呪
(
のろ
)
否応
(
いやおう
)
否
(
いな
)
可憐
(
かれん
)
卑怯
(
ひきょう
)
凄絶
(
せいぜつ
)
偽懣
(
ぎまん
)
以
(
もっ
)
亦
(
また
)