“発疹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はっしん90.0%
ふきでもの10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……発疹はっしんチフスというやつでね。……百姓家は、軒なみに、病人がごろごろしているんだ。……いやその不潔なこと、臭いこと、煙たいこと。
また発疹はっしんや病的な赤い斑点はんてんなども見えていた。二、三人の者は、車の横木になわを結わえてそれをあぶみみたいに下にたらし、その上に足を休めていた。
母親が雉の肉を食べると翌日あくるひ乳呑児ちのみごの顔へ発疹ふきでものが出来るという事はよく聞いております。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)