“ふきでもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吹出物25.0%
吹出腫25.0%
発疹25.0%
腫物25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年ひどく流行した麻疹はしかに感染して、一応はどうやらなおったものの、病毒が廻って全身に吹出物ふきでものを生じた。
かれらは、この裏の心理を、吹出腫ふきでものみたいに、世相へ咲かせた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母親が雉の肉を食べると翌日あくるひ乳呑児ちのみごの顔へ発疹ふきでものが出来るという事はよく聞いております。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それが一月の末時分から口や鼻のまわりから頭髪あたまさい腫物ふきでもののようなものが出来て来たからまた医者に行って見てもらうと医者は、顔をしかめて
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)