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乳呑児
ふりがな文庫
“乳呑児”の読み方と例文
旧字:
乳呑兒
読み方
割合
ちのみご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちのみご
(逆引き)
叔母のような家庭的な人の口から、意外な答を聞いたという面持で、豊世は
母衣蚊屋
(
ほろがや
)
の内にスヤスヤ眠っている
乳呑児
(
ちのみご
)
の方を眺めた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
四、五人
寄添
(
よりそ
)
って
額
(
ひたい
)
をつき合せながら、
骨牌
(
かるた
)
を切っているものもあれば、
乳呑児
(
ちのみご
)
を
膝
(
ひざ
)
の上にして、鏡に向って化粧をしているものもある。
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
算哲博士が
乳呑児
(
ちのみご
)
のうちに海外から連れて来て、四十余年の間館から外の空気を、一度も吸わせたことがないと云うのだからね
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
乳呑児(ちのみご)の例文をもっと
(35作品)
見る
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
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