トップ
>
乳呑
ふりがな文庫
“乳呑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちの
93.8%
ちのみ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちの
(逆引き)
『な、なにをいうのじゃ』と、お菅は、
懐中
(
ふところ
)
の
乳呑
(
ちの
)
みでも
庇
(
かば
)
うように、又、母性の
聖厳
(
しょうごん
)
を、髪の毛に逆だてて、叱咤するかのように
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生れて間もないらしい
乳呑
(
ちの
)
み
児
(
ご
)
を抱えていたが、外にもう一人、六つぐらいになる男の児が彼女のうしろに
含羞
(
はにか
)
みながら食っ着いていた。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
乳呑(ちの)の例文をもっと
(15作品)
見る
ちのみ
(逆引き)
娘達の
乳呑
(
ちのみ
)
時代に、半年ほど離れ家へ抱へたお光といふ
乳母
(
うば
)
(今はその乳母の為めに、離れ家を
聯想
(
れんそう
)
するのさへ嫌であるが)は二十五六で、
或
(
ある
)
商家の出戻り娘であつた。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
乳呑(ちのみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
“乳呑”で始まる語句
乳呑児
乳呑子
乳呑兒
乳呑歯
検索の候補
乳呑児
乳呑子
乳呑兒
乳呑歯
“乳呑”のふりがなが多い著者
壺井栄
徳田秋声
吉川英治
正宗白鳥
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
山本周五郎
岡本かの子