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ちのみご
ふりがな文庫
“ちのみご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
乳呑児
57.4%
乳呑子
14.8%
乳児
9.8%
乳飲児
8.2%
乳呑兒
6.6%
乳飲子
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳呑児
(逆引き)
四、五人
寄添
(
よりそ
)
って
額
(
ひたい
)
をつき合せながら、
骨牌
(
かるた
)
を切っているものもあれば、
乳呑児
(
ちのみご
)
を
膝
(
ひざ
)
の上にして、鏡に向って化粧をしているものもある。
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ちのみご(乳呑児)の例文をもっと
(35作品)
見る
乳呑子
(逆引き)
この暑いのに、余り好きでない
乳呑子
(
ちのみご
)
を縛りつけられて、そして勝ち誇ったクィーンのような女の尻にくッついて行くなんて!
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ちのみご(乳呑子)の例文をもっと
(9作品)
見る
乳児
(逆引き)
女その
乳児
(
ちのみご
)
を忘れて己が腹の子を憐まざる事あらんや。たとい彼ら忘るる事ありとも我は汝を忘るることなし(イザヤ四九の十五)。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
ちのみご(乳児)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
乳飲児
(逆引き)
……しかしそのうちに
乳飲児
(
ちのみご
)
の品夫が、お磯婆さんと一緒に
此家
(
ここ
)
に引き取られて来るし、
仮埋葬
(
かりまいそう
)
になっていた実松源次郎氏の遺骸も、正式に葬儀が行われるしで
復讐
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ちのみご(乳飲児)の例文をもっと
(5作品)
見る
乳呑兒
(逆引き)
こぼれるほどに
乘
(
の
)
つた
客
(
きやく
)
は
行商
(
ぎやうしやう
)
の
町人
(
ちやうにん
)
、
野
(
の
)
ら
歸
(
がへ
)
りの
百姓
(
ひやくしやう
)
、
乳呑兒
(
ちのみご
)
を
抱
(
かゝ
)
へた
町家
(
ちやうか
)
の
女房
(
にようばう
)
、
幼
(
をさな
)
い
弟
(
おとうと
)
の
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
いた
町娘
(
まちむすめ
)
なぞで、一
度
(
ど
)
出
(
で
)
かゝつた
舟
(
ふね
)
が、
大
(
おほ
)
きな
武士
(
ぶし
)
の
爲
(
た
)
めに
後戻
(
あともど
)
りさせられたのを
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
ちのみご(乳呑兒)の例文をもっと
(4作品)
見る
乳飲子
(逆引き)
おおかた葬式か焼場であろう。箱の中のは
乳飲子
(
ちのみご
)
に違いない。黒い男は互に言葉も交えずに黙ってこの
棺桶
(
かんおけ
)
を担いで行く。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ちのみご(乳飲子)の例文をもっと
(2作品)
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