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『琴のそら音』
ふりがな文庫
『
琴のそら音
(
ことのそらね
)
』
「珍らしいね、久しく来なかったじゃないか」と津田君が出過ぎた洋灯の穂を細めながら尋ねた。 津田君がこう云った時、余ははち切れて膝頭の出そうなズボンの上で、相馬焼の茶碗の糸底を三本指でぐるぐる廻しながら考えた。なるほど珍らしいに相違ない、この …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約43分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戦
(
いく
)
臭
(
くそ
)
返
(
がえ
)
蘇
(
よ
)
薄
(
せま
)
返
(
べん
)
大方
(
たいほう
)
逆
(
ぎゃく
)
中
(
じゅう
)
返
(
ぺん
)
密
(
みつ
)
長座
(
ながざ
)
肥桶
(
こいたご
)
支
(
つかえ
)
妄言
(
もうごん
)
通
(
とおり
)
後
(
ご
)
染
(
じ
)
怖
(
おそろ
)
頬
(
ほっ
)
擲
(
たた
)
拙
(
せつ
)
捕
(
つら
)
夜半
(
やはん
)
連
(
つら
)
覘
(
ねらい
)
暗闇
(
まっくら
)
御父
(
おと
)
明朝
(
みょうあさ
)
先
(
さ
)
斜
(
なな
)
自
(
おのず
)
折目
(
おれめ
)
好
(
す
)
夫
(
おっと
)
透
(
とお
)
嫌
(
きらい
)
軍
(
いく
)
野馬
(
のんま
)
廃
(
よ
)
延
(
のば
)
向
(
むこう
)
承
(
うけたま
)
振
(
ふり
)
出懸
(
でかか
)
上
(
あが
)
疑
(
うたぐ
)
方
(
がた
)
旨
(
うめ
)
砂埃
(
すなほこ
)
祟
(
たたり
)
端
(
はた
)
翌日
(
あす
)
疑
(
うたがい
)
至
(
いたり
)
好
(
よ
)
煮染
(
にじ
)
焚
(
や
)
濡
(
ぬれ
)
濃
(
こま
)
威嚇
(
おど
)
破
(
わ
)
婆々
(
ばばあ
)
淋
(
さみ
)
浸
(
し
)
辺
(
へん
)
宜
(
よ
)
簇
(
むら
)
籠
(
こ
)
寝
(
ね
)
調理
(
こしら
)
誓
(
ちかい
)
糸底
(
いとそこ
)
庇
(
ひさし
)
気味
(
きび
)
明日
(
あした
)
損
(
そこな
)
拭
(
ぬぐ
)
能
(
あた
)
担
(
にな
)
一言
(
いちごん
)
攫
(
つか
)
支
(
つか
)
懸
(
かか
)
裏
(
うち
)
悪
(
にく
)
恐
(
こわ
)
性
(
たち
)
来
(
き
)
廻
(
めぐ
)
往来
(
おうらい
)
横
(
よこ
)
角
(
かど
)
綴
(
と
)
御家
(
おうち
)
見計
(
みはから
)
忙
(
いそが
)
必
(
かなら
)
気合
(
けわい
)
御菜
(
おかず
)