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出懸
ふりがな文庫
“出懸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でか
65.5%
でかけ
20.7%
でかか
3.4%
でかく
3.4%
でが
3.4%
でがけ
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でか
(逆引き)
汽車にでも乗って
出懸
(
でか
)
けようと、例の
赤手拭
(
あかてぬぐい
)
をぶら下げて
停車場
(
ていしゃば
)
まで来ると二三分前に発車したばかりで、少々待たなければならぬ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出懸(でか)の例文をもっと
(19作品)
見る
でかけ
(逆引き)
縁側を通る人の
跫音
(
あしおと
)
がした。多分お勢が英語の
稽古
(
けいこ
)
に
出懸
(
でかけ
)
るので。改ッて外出をする時を除くの外は、お勢は大抵母親に
挨拶
(
あいさつ
)
をせずして出懸る、それが習慣で。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
出懸(でかけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
でかか
(逆引き)
この前四谷に行って露子の枕元で例の通り
他愛
(
たわい
)
もない話をしておった時、病人が
袖
(
そで
)
口の
綻
(
ほころ
)
びから綿が
出懸
(
でかか
)
っているのを気にして
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出懸(でかか)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
でかく
(逆引き)
否、四谷の大通には夜などよく散歩に
出懸
(
でかく
)
る事がある身の、塩町附近の光景には
一方
(
ひとかた
)
ならず熟して居る。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
出懸(でかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
でが
(逆引き)
今
(
いま
)
から二三
年前
(
ねんまへ
)
のこと、
其時
(
そのとき
)
は、
船
(
ふね
)
の
出懸
(
でが
)
けから
暴風雨模樣
(
あれもやう
)
でな、
風
(
かぜ
)
も
吹
(
ふ
)
く、
雨
(
あめ
)
も
降
(
ふ
)
る。
敦賀
(
つるが
)
の
宿
(
やど
)
で
逡巡
(
しりごみ
)
して、
逗留
(
とうりう
)
した
者
(
もの
)
が七
分
(
ぶ
)
あつて、
乘
(
の
)
つたのはまあ三
分
(
ぶ
)
ぢやつた。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
出懸(でが)の例文をもっと
(1作品)
見る
でがけ
(逆引き)
学円 何かい、ちょっと
出懸
(
でがけ
)
に、キスなどせんでも
可
(
い
)
いかい。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出懸(でがけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
検索の候補
懸出
“出懸”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
作者不詳
泉鏡花
泉鏡太郎
内田魯庵
夏目漱石
田山花袋
小酒井不木
海野十三