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懸出
ふりがな文庫
“懸出”の読み方と例文
読み方
割合
かけだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけだ
(逆引き)
この城の一方が天龍川に臨んでいるので、飲料その他、城兵の生命とする水は、城壁の一端から
懸出
(
かけだ
)
してある
井楼
(
せいろう
)
に車をかけ、井戸水を汲むように川から上げていたものである。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
快
(
こころよ
)
い薬草のにおいに、眠りを誘われて、手足の先にまで、
腫
(
は
)
れぼったい疲れが出て来たが、山で生れ、山で育った武蔵には、この谷間の
懸出
(
かけだ
)
し小屋に、一応、
頷
(
うなず
)
けないものがあった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして簡単な寝小屋はまた、次の日のうちに、絶壁へ
懸出
(
かけだ
)
して組むのであった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懸出(かけだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
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懸
懸念
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