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懸値
ふりがな文庫
“懸値”の読み方と例文
読み方
割合
かけね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけね
(逆引き)
おしてお目通りに出たわけですが。……そもそも、曹操が大兵百万と号している数には、だいぶ
懸値
(
かけね
)
があるものと自分は観ております
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして腹のなかでは、もしかそれに少しでも
懸値
(
かけね
)
があつたにしても、そんな事は
後
(
あと
)
から直ぐ弁償出来るとでも思つてるらしかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
……と
言
(
い
)
ふ
隙
(
ひま
)
に、
何
(
なん
)
の、
清水谷
(
しみづだに
)
まで
行
(
ゆ
)
けばだけれど、
要
(
えう
)
するに
不精
(
ぶしやう
)
なので、
家
(
うち
)
に
居
(
ゐ
)
ながら
聞
(
き
)
きたいのが
懸値
(
かけね
)
のない
處
(
ところ
)
である。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
懸値(かけね)の例文をもっと
(17作品)
見る
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
値
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
“懸”で始まる語句
懸
懸念
懸想
懸隔
懸崖
懸合
懸命
懸引
懸物
懸声
“懸値”のふりがなが多い著者
南方熊楠
薄田泣菫
林不忘
吉川英治
佐々木邦
泉鏡太郎
柳田国男
佐々木味津三
喜田貞吉
室生犀星