“清水谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しみずだに60.0%
しみづだに30.0%
きよみずだに10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸は江戸時代にあっては三宅坂側みやけざかそばさくら清水谷しみずだにやなぎ湯島ゆしま天神てんじん御福おふくの如き、古来江戸名所のうちに数えられたものが多かったが
……とひまに、なんの、清水谷しみづだにまでけばだけれど、えうするに不精ぶしやうなので、うちながらきたいのが懸値かけねのないところである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鳥羽、伏見の戦争に動員された薩藩兵士のなかに、堀盛というその男は伍長ごちょうとして参加していた。卒を引きつれて守護した公卿くぎょうやしき清水谷きよみずだにであり、そこの食客に岡本監輔がいた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)