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懸声
ふりがな文庫
“懸声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
懸聲
読み方
割合
かけごえ
93.8%
かけごゑ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけごえ
(逆引き)
それから土台に敷く大石を、てこで塚のうえに押上げる人夫たちの
懸声
(
かけごえ
)
など——夕方の草いきれは陽ざかりよりべつな暑さだった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爆音のため聞えないけれども、粒はヤッと
懸声
(
かけごえ
)
をかけて、飛びついて来るように見えた。二人は黙ってそれを眺めていた。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
懸声(かけごえ)の例文をもっと
(15作品)
見る
かけごゑ
(逆引き)
さういふ街道を父は独占したやうなつもりで街道の
真中
(
まんなか
)
を歩いて行つた。然るに
稍
(
やや
)
しばらくすると、僕のうしろの方で
人力車
(
じんりきしや
)
の車輪の
軌
(
きし
)
る音がした。さうしてヘエ、ヘエ、といふ
懸声
(
かけごゑ
)
がした。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
懸声(かけごゑ)の例文をもっと
(1作品)
見る
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“懸声”で始まる語句
懸声諸共
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懸声諸共
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小金井喜美子
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梅崎春生
吉川英治
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泉鏡花