“調理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てうり20.0%
こしら20.0%
こしらえ20.0%
こしらへ20.0%
ちょうり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚の中にて鱗の粗きものは調理てうりする前に之を取りのぞきたりと見えて、貝塚中に於て魚鱗ぎよりん散布さんふせるをみとむる事屡〻有り。コロボツクルは如何にして魚鱗ぎよりん魚体ぎよたいより取りはなしたるか。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
見計みはからって調理こしらえろと云えば好いじゃないか」
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
美「あの旦那が元御用達で、旨い物は食べつけて居て、それでお内儀さんが元芸者で苦労して、方々の料理茶屋の物を食べて居るから、何うしてもなんだね調理こしらえは上手だよ」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
見て是は/\手厚てあつ土産みやげ何よりの好物かうぶつしか澤山たくさんめぐまれ千萬かたじけなし清兵衞貴樣の店の酒を飮では外の酒は一かうのめなに結構々々けつこう/\と大いによろこ直樣すぐさまさかな調理こしらへさけひら酒宴しゆえんにこそは及びけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
またもの調味ちょうみには、あの甘草かんぞうという薬草やくそう粉末こなすこくわえましたが、ただそれは上流うえ人達ひとたち調理ちょうりかぎられ、一ぱん使用しようするものではなかったように記憶きおくしてります。