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炊爨
ふりがな文庫
“炊爨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいさん
66.7%
すゐさん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいさん
(逆引き)
わが家金富町より一番町に移りし頃久斎は病みて世を去り、その妻しんといへるもの、わが家に来りて
炊爨
(
すいさん
)
浣滌
(
かんでき
)
の労を取り、わづかなる給料にて老いたる
姑
(
しゅうとめ
)
と幼きものとを養ひぬ。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
彼
(
か
)
の男、毎日
未
(
ひつじ
)
の刻より
申
(
さる
)
の刻に到る間の日盛りは香煙を吸ふと称して何処へか姿を消しつ。そのほかは常に未明より起き出で、田畠を作り、風呂を湧かし、
炊爨
(
すいさん
)
の事を欠かさず。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
炊爨(すいさん)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゐさん
(逆引き)
そしてこの胸壁を周らした小さな街は、四囲の寂寥をしてさらに悲しきものとするために、時ありて幾条か、静かに
炊爨
(
すゐさん
)
の煙を空に
炷
(
た
)
くのである。
測量船
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
炊爨(すゐさん)の例文をもっと
(1作品)
見る
炊
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
爨
漢検1級
部首:⽕
29画
“炊爨”の類義語
膳
炊事
調理
“炊爨”で始まる語句
炊爨具
検索の候補
炊爨具
“炊爨”のふりがなが多い著者
三好達治
永井荷風
夢野久作