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『白くれない』
ふりがな文庫
『
白くれない
(
しろくれない
)
』
残怨白紅花盛 余多人切支丹寺 「ふうん読めんなあ。これあ……まるで暗号じゃないかこれあ」 私は苦笑した。二尺三寸ばかりの刀の中心に彫った文字を庭先の夕明りに透かしてみた。 「銘は別に無いようだがこの文句は銘の代りでもなさそうだ。といって詩で …
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約50分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
冷
(
あざ
)
母様
(
かゝしやま
)
容貌
(
おもて
)
可憐
(
いぢ
)
背
(
そがひ
)
坐
(
そゞ
)
彼処
(
かのところ
)
在
(
ま
)
滞
(
とゞこほり
)
倦
(
ものう
)
扮装
(
やつ
)
傾
(
あふ
)
吝
(
を
)
湿
(
じめ
)
徒
(
ともがら
)
母
(
かゝ
)
顔容
(
かほばせ
)
倦
(
たる
)
出
(
づ
)
便
(
よすが
)
輩
(
ども
)
磨
(
とぎ
)
戦
(
をのゝ
)
退
(
しさ
)
此処
(
このところ
)
羅馬
(
ローマン
)
味
(
あじは
)
仰向
(
あふの
)
活計
(
なりはひ
)
迂回
(
まは
)
歩
(
あ
)
角力
(
ずまふ
)
向山
(
むこやま
)
妾
(
わらは
)
漉
(
ずき
)
肥
(
ぶと
)
究竟
(
くつきやう
)
怖
(
こ
)
外
(
と
)
痴呆
(
ほう
)
何
(
いづ
)
斯様
(
かう
)
誦
(
じゆ
)
傍
(
かたはら
)
請
(
しやう
)
芳香
(
にほひ
)
欺罔
(
ゲレン
)
最
(
もつとも
)
如何
(
いかゞ
)
普通
(
あたりまえ
)
間
(
かん
)
対岸
(
むかうぎし
)
出
(
いだ
)
苛
(
いぢ
)
偽
(
いつはり
)
説明
(
ことわけ
)
穢
(
よご
)
素破
(
すは
)
作者
(
うちて
)
応
(
いら
)
相応
(
ふさは
)
何方
(
いづかた
)
現
(
うつゝ
)
抽出
(
ぬきんで
)
頼
(
たより
)
彼
(
かの
)
態
(
さま
)
模様
(
さま
)
因
(
ちなみ
)
辺
(
ほとり
)
衆
(
しゆ
)
眼交
(
めくば
)
某氏
(
なにがしうぢ
)
喚
(
わ
)
増
(
まさ
)
饗応
(
もてな
)
哮
(
た
)
相調
(
あひとゝの
)
跳
(
をど
)
五
(
ぐ
)
未
(
ひつじ
)
呀
(
あつ
)
殺
(
あや
)
些
(
すこ
)
痴呆
(
うつけ
)
解
(
ほど
)
滞
(
とゞこほ
)
山峡
(
やまかひ
)
荷
(
かつ
)
斯様
(
かやう
)
面
(
おも
)
日本
(
ひのもと
)
笑
(
ゑ
)
清
(
しん
)
宿
(
しゆく
)
召出
(
めしだし
)
汝
(
なれ
)
何処
(
いづこ
)
只
(
と
)
治療
(
ような
)