“角力”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すもう71.9%
ずもう12.4%
すまふ9.9%
すま2.5%
すまう1.7%
すもうとり0.8%
ずまふ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“角力”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
大きな肩のガッシリした角力すもうのやうなお婆さんで、そのくせ跫音がないんだぜ、おまけに一人かと思つたら、二人ゐるんだ。
処女作前後の思ひ出 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
ことに壮士坊主などは歌を謡うやら角力すもうを取るやら、何が何やら寺の中一切いっさいが乱暴世界になったとしか見えない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
お江戸の辻芸人にはひと角力ずもうというのがありましたが、わっしゃこれから一人で二人前のかけあい話をやりますよ。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
秀吉と家康との、こんどの会戦は、まさに天下の横綱角力ずもうであり、両者は、たがいに相手の何者なるかを、知りつくしている。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「俺に開けられないものが、お前に開けられるわけはないよ、——錢形の親分さへ、この箱と二日角力すまふを取つたんだ」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
この甲板かふばん藁蒲団わらぶとん敷き詰めて角力すまふの催しなどもありしよしにさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ふと眼がかち合うと、疑いに満ち、相対峙あいたいじして譲らない二つの心が、稲妻のように閃き、角力すまおうとするのを、互に鋭く感じる。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
草の香にはずむ吾子あこゆゑはてはなしあはて角力すまひて父はころぶを
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
闇の角力すまうは味気なきもの。弓取りは弓取りらしく、白日下はくじつかにての見参せむ。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
プリュウローンの勇士たる*アンカイオスを角力すまうにて、 635
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
が、この第一印象が去ってから、よく眺めると、角力すもうとりのちょっと大きいぐらいのもので、からだそれ自身は、そんなに驚くに当らないのだった。
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形 (新字新仮名) / 林不忘(著)
又、の馬十と呼べる下男は此処より十里ばかり東の方、豊前小倉城下の百姓にて、宮角力ずまふの大関を取り、無双の暴れ者なりし由。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)