“ずもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
角力59.3%
相撲40.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お江戸の辻芸人にはひと角力ずもうというのがありましたが、わっしゃこれから一人で二人前のかけあい話をやりますよ。時に、ねえ、弁信さん
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
秀吉と家康との、こんどの会戦は、まさに天下の横綱角力ずもうであり、両者は、たがいに相手の何者なるかを、知りつくしている。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後詰ごづめとして、そちらへ出張して行く——と見れば不自然でも、意外でもなんでもないことですが、ただマドロス君の海の中に於けるひと相撲ずもう
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この三月二十八日は、例年、泰安州たいあんしゅう東岳廟とうがくびょうの大祭で、また例年きまって、有名な「奉納相撲ずもう」がおこなわれる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)