“東岳廟”の読み方と例文
読み方割合
とうがくびょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泰山(たいざん)はこの日、人間の雲だった。わけて東岳廟(とうがくびょう)を中心とするたてものの附近は社廟(やしろ)の屋根から木の上までがまるで鈴なりの人である。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
来てみれば、東岳廟(とうがくびょう)と並ぶ五岳楼(がくろう)の廻廊の欄干に、それらしき武家風の若者十人ばかりが、腰かけている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、侍女の錦児をつれて、この先の東岳廟(とうがくびょう)へ参詣にいった帰り途、なにか殿帥府(でんすいふ)の若い武士どもに搦(から)まれて悪戯(わるさ)に困っているとのこと。捨ててはおけぬ。——ご免!」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)