“岳楼”の読み方と例文
読み方割合
がくろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来てみれば、東岳廟とうがくびょうと並ぶ五岳楼がくろうの廻廊の欄干に、それらしき武家風の若者十人ばかりが、腰かけている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
林冲りんちゅうの新妻はいま、五岳楼がくろう御堂扉みどうとびらにしがみついて、執拗しつような高御曹司と、争っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)