“あひう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相搏60.0%
相撃20.0%
相撲20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筆はおのづから勢を生じて、一気に紙の上をすべりはじめる。彼は神人しんじん相搏あひうつやうな態度で、殆ど必死に書きつづけた。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
盈々なみなみと酒をれたる二つの猪口は、彼等の目より高く挙げらるるとひとしかつ相撃あひうてば、くれなゐしづくの漏るが如く流るるを、互に引くより早く一息ひといきに飲乾したり。これを見たる佐分利は甘糟の膝をうごかして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
相撲あひうつ肉の音、絶叫、悲鳴、それは闇の鳥屋とやの中へ棒を入れて掻き廻すやうな騷ぎでした。