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盈々
ふりがな文庫
“盈々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なみなみ
60.0%
なみ/\
20.0%
えい/\
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみなみ
(逆引き)
植源の庭には、大きな
水甕
(
みずがめ
)
が三つもあった。お島は男の手の足りないおりおりには、その一つ一つに、水を
盈々
(
なみなみ
)
汲込まなければならなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
盈々(なみなみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
なみ/\
(逆引き)
大きい
花崗岩
(
みかげいし
)
の臺に載つた洗面盥には、見よ/\、溢れる許り
盈々
(
なみ/\
)
と、毛程の皺さへ立てぬ秋の水が、玲瓏として銀水の如く盛つてあるではないか。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
盈々(なみ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
えい/\
(逆引き)
惜む、惜む、この諷刺の
盈々
(
えい/\
)
たる気を以て、譬喩の面を被らず素面にして出たることを。惜しむ、惜しむ、この写実の妙腕を以て、
徒
(
いたづ
)
らに書生の堕落といへる狭まき観察に偏したることを。
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
盈々(えい/\)の例文をもっと
(1作品)
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盈
漢検準1級
部首:⽫
9画
々
3画
“盈”で始まる語句
盈
盈虧
盈虚
盈進
盈満
盈光
盈欠
盈溢
盈科齋
“盈々”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
石川啄木
徳田秋声
北村透谷