“水甕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずがめ84.9%
みづがめ7.5%
みづかめ3.8%
みがめ1.9%
ミズガメ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水呑場——とは云っても、自然に湧き出す地下水を水甕みずがめに受けているに過ぎなかった。それはこの片盤では、突当りの坑道にあった。
坑鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
湯呑が一つしかなかつたので、私はもう一度お勝手へ行つて、水甕みづがめからくんで呑みました。——二度お勝手へ行つたわけですが、水を
ソクラテスの女房は、うかして機嫌の悪い時には、一しきり我鳴りたてた揚句あげくはてが、いきなり水甕みづかめの水を哲学者の頭に、滝のやうにけたものだ。
春の夜やとある小路こうぢに驚きぬ巨人きよにんのやうに見えし水甕みがめ
短歌 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
二、ソノ色、黒褐色コッカッショク水甕ミズガメニシテ、底ヲサカサニスルト、赤キ「ペンキ」デ4084ノ数字ガシルサレタルモノ。