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水甕
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みづかめ
ふりがな文庫
“
水甕
(
みづかめ
)” の例文
ソクラテスの女房は、
何
(
ど
)
うかして機嫌の悪い時には、一
頻
(
しきり
)
我鳴りたてた
揚句
(
あげく
)
の
果
(
はて
)
が、いきなり
水甕
(
みづかめ
)
の水を哲学者の頭に、滝のやうに
打
(
ぶ
)
ち
撒
(
ま
)
けたものだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
大勢がどや/″\驅け寄つて、口々に荒い言葉で指圖し合つて、燃え付いてゐる障子を屋根から外へ抛り出したり、バケツや
手桶
(
てをけ
)
で
水甕
(
みづかめ
)
の水を
抄
(
すく
)
つて來たりした。父の目も血走つた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
甕
漢検1級
部首:⽡
18画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶