“花崗岩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かこうがん46.7%
みかげいし35.6%
みかげ4.4%
くわかうがん4.4%
みかげいは2.2%
くゎかうがん2.2%
みかげいわ2.2%
みがけいわ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洪水もフランスの美(うる)わしい花崗岩(かこうがん)を浸食しはしないだろう。流されてきた泥(どろ)をかきわけて、僕は君にその花崗岩をさわらしてあげよう。
溝に架(わた)した花崗岩(みかげいし)の橋の上に、髮ふり亂して垢光りする襤褸を著た女乞食が、二歳許りの石塊(いしくれ)の樣な兒に乳房を啣(ふく)ませて坐つて居た。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
一才のアルプ花崗岩(みかげ)を、 おのも積む孤輪車(ひとつわぐるま)。
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
何々石とかいふ岩石が、水ですり磨され、覇王樹(シヤボテン)のやうに突ツ張つて簇(むら)がつてゐる、どの石もみんな深成岩(しんせいがん)と言はれてゐる花崗岩(くわかうがん)で、地殻の最下層の、岩骨が尖り出て
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
でもまだ、彼は、確かに氣難(きむづ)かしげな容子で、大きな頭を椅子の背のふくらみに凭(もた)せかけ、荒削(あらけづ)りの花崗岩(みかげいは)のやうな顏にも、大きな黒い眼にも、火の光を受けてゐた。
はっはっは、ジッコさんといふのは磁鉄鉱だね、もうわかったさ、喧嘩(けんくゎ)の相手はバイオタイトだ。して見るとなんでもこの辺にさっきの花崗岩(くゎかうがん)のかけらがあるね、そいつの中の鉱物がかやかや物を
楢ノ木大学士の野宿 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
はるか眼の下の暗黒の底の、石燈籠に照された花崗岩(みかげいわ)の舗道をチラリと見下しました時には、思わず冷汗が流れました。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
且(か)つ傍(かたはら)に直下数丈の瀑布(ばくふ)ありて幅(はば)も頗(すこぶ)る広(ひろ)し其地の幽(いう)にして其景の奇(き)なる、真に好仙境(こうせんきよう)と謂つべし、因(ちなみ)に云ふ此文珠岩は皆(みな)花崗岩(みがけいわ)より成(な)りて、雨水の為(た)め斯(か)くは水蝕(すゐいつ)したるなり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)