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荒削
ふりがな文庫
“荒削”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あらけず
78.6%
あらけづ
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらけず
(逆引き)
生憎
(
あいにく
)
そんなものは持合せていないので、まあ我慢することにして——
足袋
(
たび
)
を
穿
(
は
)
き、手袋をはめ——天井裏は、皆
荒削
(
あらけず
)
りの木材ばかりで
屋根裏の散歩者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小初は電球を
捻
(
ひね
)
って外出の支度をした。
箪笥
(
たんす
)
から着物を出して、
荒削
(
あらけず
)
りの
槙柱
(
まきばしら
)
に
縄
(
なわ
)
で
括
(
くく
)
りつけたロココ式の半姿見へ小初は向った。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
荒削(あらけず)の例文をもっと
(11作品)
見る
あらけづ
(逆引き)
恐しい勢ひで風を
剪
(
き
)
つた分銅が、物置の柱へ、狙ひ違はず叩き付けられると、凄じい音がして、
荒削
(
あらけづ
)
りの松の柱が、お椀型に二分ほど凹みます。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
でもまだ、彼は、確かに
氣難
(
きむづ
)
かしげな容子で、大きな頭を椅子の背のふくらみに
凭
(
もた
)
せかけ、
荒削
(
あらけづ
)
りの
花崗岩
(
みかげいは
)
のやうな顏にも、大きな黒い眼にも、火の光を受けてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
荒削(あらけづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
削
常用漢字
中学
部首:⼑
9画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒涼
荒寥
荒海
荒々
荒神
荒地
“荒削”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
野村あらえびす
徳冨蘆花
林不忘
中里介山
柳田国男
吉川英治
江戸川乱歩
国枝史郎
岡本かの子