“花崗岩（くわかうがん）” の例文

何々石とかいふ岩石が、水ですり磨され、覇王樹（シヤボテン）のやうに突ツ張つて簇（むら）がつてゐる、どの石もみんな深成岩（しんせいがん）と言はれてゐる花崗岩（くわかうがん）で、地殻の最下層の、岩骨が尖り出て

天竜川 (新字旧仮名) ／ 小島烏水(著)

花崗岩（くわかうがん）はどんな鉱物から出来てゐますか？

伊東から (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)

“花崗岩”の意味

《名詞》
花 崗 岩（かこうがん）

ケイ酸分に富む深成岩の一種。火山岩の流紋岩に対応する化学組成をしている。石英、アルカリ長石、斜長石、黒雲母などが含まれる。日本に産する「花崗岩」は花崗閃緑岩であることが多い。
(出典:Wiktionary)

“花崗岩”の解説

花崗岩（かこうがん、en: granite）とは、火成岩の1種で、ガラス質は含まないが流紋岩に対応する成分の深成岩である。
なお、石材として「花崗岩」と呼んだ場合には、必ずしも学術的な花崗岩とは一致しない。また、石材の場合は御影石（みかげいし）とも呼ばれるが、やはり「御影」と付いても、学術的な意味での花崗岩ではない岩石も含まれる。
(出典:Wikipedia)

花	常用漢字 小１ 部首:⾋ 7画
崗	部首:⼭ 11画
岩	常用漢字 小２ 部首:⼭ 8画