“相調”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あひしら25.0%
あひかなひ25.0%
あひととの25.0%
あひとゝの25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白眼にらまへ越前只今の申條過言くわごんなり昨日重役ども並に諸役人一同相調あひしらべし御身分將軍の御落胤に相違なしと見極みきは上聞じやうぶんにもたつしたる儀を其方一人是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すこしも勞れ不申、朝暮は是非散歩いたし候樣承り候得共、小あみ町に而は始終相調あひかなひ申候處、青山之ごく田舍ゐなか信吾しんご之屋敷御座候間、其宅をかり養生中に御座候間、朝暮は駒場野はわづか四五町も有之候故
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
一件、相調あひととのひ候上は、調印誓紙お取りかはしのため、しかるべき方を至急おつかはし被下度くだされたく……
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此の六神の秘方は江戸の公方、京都の禁裡の千金の御命を救ひ参らせむ為に、年々相調あひとゝのへて献上仕るもの。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)