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炷
ふりがな文庫
“炷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
た
83.8%
たか
5.4%
しゆ
2.7%
す
2.7%
ちゆう
2.7%
や
2.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
た
(逆引き)
最初は死んだ母親の形見の珠数を
炷
(
た
)
いて見ましたが、これは素晴らしい香木で、すっかり丈太郎の異常嗜好を満足させてしまいました。
新奇談クラブ:05 第五夜 悪魔の反魂香
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
炷(た)の例文をもっと
(31作品)
見る
たか
(逆引き)
蘭
(
らん
)
夕
(
ゆふべ
)
狐のくれし
奇楠
(
きゃら
)
を
炷
(
たか
)
ん
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
炷(たか)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゆ
(逆引き)
茶、
香
(
かう
)
、十
炷
(
しゆ
)
の
寄合
(
よりあひ
)
や
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炷(しゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
す
(逆引き)
五月どきの
蕭
(
しめ
)
やかさのなかで、あの層のふかい、漆黒の闇の肌ざはりがしたしまれる。いはく、闇中孤坐。……そのなかへ、いつぽんの蝋燭を樹てる。蝋燭の
炷
(
す
)
がけぶる。
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
炷(す)の例文をもっと
(1作品)
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ちゆう
(逆引き)
通し物は
逸早
(
いちはや
)
く満枝が好きに計ひて、
少頃
(
しばし
)
は
言
(
ことば
)
無き二人が中に置れたる
莨盆
(
たばこぼん
)
は子細らしう一
炷
(
ちゆう
)
の
百和香
(
ひやつかこう
)
を
燻
(
くゆ
)
らせぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
炷(ちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
や
(逆引き)
彼の女の手紙には、いつも
炷
(
や
)
き籠められたやうに涙の匂ひが染み込んでゐた。
酔狂録
(新字旧仮名)
/
吉井勇
(著)
炷(や)の例文をもっと
(1作品)
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炷
漢検1級
部首:⽕
9画
“炷”を含む語句
一炷
空炷
十炷
炷物
香一炷
“炷”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
酒井嘉七
吉井勇
三上於菟吉
蒲原有明
山本周五郎
北原白秋
正岡子規
長谷川時雨
上田敏