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莨盆
ふりがな文庫
“莨盆”の読み方と例文
読み方
割合
たばこぼん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たばこぼん
(逆引き)
飲ませる間がなかったら、その薬を今度はふた粒、
莨盆
(
たばこぼん
)
の火入れの中にでもくべて御ろうじ、たちまち一座がその場で睡ってしまうんだ
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「そいつぁ
些
(
ちっ
)
と早いな。怪しいもんだぜ」などと、鶴さんは節の
暢々
(
のびのび
)
した白い手をのばして、
莨盆
(
たばこぼん
)
を引寄せながら、お島の顔を見あげた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
五つ六つくらいの子の、ようやく髪の伸びかけたのは先ず「お
莨盆
(
たばこぼん
)
」に結う。ちょっと鹿の子を掛けたりすると可愛いものだ。
京のその頃
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
莨盆(たばこぼん)の例文をもっと
(21作品)
見る
莨
漢検1級
部首:⾋
10画
盆
常用漢字
中学
部首:⽫
9画
“莨”で始まる語句
莨
莨入
莨屋
莨煙
莨店
莨火
莨灰
莨烟
莨箱
莨菪
“莨盆”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三上於菟吉
三遊亭円朝
徳田秋声
蘭郁二郎
岡本かの子
山本周五郎
上村松園
夏目漱石
国枝史郎