“暢々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のびのび86.4%
のうのう9.1%
ちょうちょう4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、久しぶりに妻や子供と離れて、がらんとした家の中に寝そべってると、何とも云えぬ暢々のびのびとした気持になったものです。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
修行は水に限るがの、気分の暢々のうのうするのは、何といっても温泉に限ったものですね。その温泉も、平地の温泉よりは、山の奥の温泉ほどいいですね。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
私ひとりでこの深山しんざんを占有しているような気持がし、私の心は暢々ちょうちょうとしていた。