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『野ざらし』
ふりがな文庫
『
野ざらし
(
のざらし
)
』
「奇体な名前もあるもんですなあ……慾張った名前じゃありませんか。」 電車が坂道のカーヴを通り過ぎて、車輪の軋り呻く響きが一寸静まった途端に、そういう言葉がはっきりと聞えた。両腕を胸に組んで寒そうに——実際夕方から急に冷々としてきた晩だった— …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1923(大正12)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2時間52分(500文字/分)
朗読目安時間
約4時間46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
歩
(
あーる
)
眩
(
めまぐる
)
朝
(
あーちゃ
)
足
(
あち
)
翌朝
(
あさ
)
恋
(
ラヴ
)
存
(
あ
)
昼食
(
ランチ
)
晩
(
ばーん
)
珈琲
(
カフェー
)
瞽
(
めしい
)
存
(
のこ
)
濡
(
うる
)
恋
(
ラブ
)
水
(
ひや
)
実
(
まこと
)
恋人
(
ラヴァー
)
空
(
くう
)
蓑笠
(
みのかちゃ
)
象
(
すがた
)
先
(
せん
)
天気
(
てーんき
)
幻滅
(
デスイリュージョン
)
故
(
せい
)
普
(
なみ
)
曰
(
い
)
目
(
もく
)
薄
(
うっす
)
主婦
(
かみ
)
件
(
くだり
)
冷々
(
ひえびえ
)
切
(
せつ
)
受口
(
うけぐち
)
大根
(
だいこ
)
害
(
そこな
)
展
(
の
)
山田
(
やーまだ
)
幸
(
さち
)
形体
(
えたい
)
彼処
(
あすこ
)
懶惰
(
ものぐさ
)
服装
(
みなり
)
朱欒
(
ざぼん
)
柄
(
がら
)
毳
(
むくげ
)
然
(
さ
)
熱
(
ほて
)
生身
(
いきみ
)
瞬
(
まばた
)
突棒
(
キュー
)
臥
(
ね
)
虎斑
(
とらぶち
)
衝動
(
ショック
)
録
(
しる
)
韻律
(
リズム
)
下細
(
しもぼそ
)
伝手
(
つて
)
先刻
(
さっき
)
内密
(
ないしょ
)
凹地
(
くぼち
)
初心
(
うぶ
)
午前
(
ひるまえ
)
呆気
(
あっけ
)
団扇
(
うちわ
)
坑
(
あな
)
型
(
タイプ
)
孵
(
かえ
)
家
(
うち
)
年齢
(
とし
)
彼女
(
あれ
)
感冒
(
かぜ
)
打棄
(
うっちゃ
)
拳
(
こぶし
)
文
(
ふみ
)
斜上
(
ななめうえ
)
旨
(
うま
)
明日
(
あす
)
映
(
うつ
)
暢々
(
のびのび
)
栄螺
(
さざえ
)
欠伸
(
あくび
)
欹
(
そばだ
)
此家
(
ここ
)
気圧
(
けお
)
汚点
(
しみ
)
泥濘
(
ぬかるみ
)
洋傘
(
こうもり
)
爾曹
(
なんじら
)
片言
(
かたこと
)
玄人
(
くろうと
)
直方
(
のうがた
)
眩
(
まぶ
)
素面
(
しらふ
)
練乳
(
コンデンスミルク
)
聖書
(
バイブル
)
胎
(
はら
)
自棄
(
やけ
)
行書
(
ぎょうしょ
)
触
(
さわ
)
証
(
あかし
)