“受口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うけくち50.0%
うけぐち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その受口うけくちたまのやうにふくらめた酸醤ほゝづきをのせ、したからきましたら、かる酸醤ほゝづきがくる/\とひあがりました。そして朝顏あさがほなりのくだうへ面白おもしろいやうにちてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
黒目の小さな輝いた眼がなおちらちら光って、受口うけぐちの下唇をなお一層つき出してるその顔を、昌作は不思議そうに見守った。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)