“受持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うけもち66.7%
うけも20.0%
かかり6.7%
じゅじ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいちやんはたゞほかにはなんにもかんがへつきませんでした、『それは公爵夫人こうしやくふじん受持うけもちよ、ことなら夫人ふじんたづねたはういわ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
御米およね草履ぞうりいてあとちた。はなしおほくはをとこだけ受持うけもつた。それもながくはなかつた。途中とちゆうまで宗助そうすけ一人ひとりわかれて、自分じぶんうちかへつたからである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
じつ今日きょうここでそなた雨降あめふりの実況じっきょうせるつもりなのじゃ。ともうしてべつわし直接じかにやるのではない。あめにはあめ受持かかりがある……。
しかも、この聖典の作者は極力、この経の功徳の広大を説いて受持じゅじ、読誦、解説を勧めている。一体この経は何を指しているのだろう。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)